【体験談】0円スクール(ゼロスク)の口コミ・評判を卒業生が本音レビュー|就職先の実態まで解説
こんな不安を持っている方、多いと思います。
僕は2017年、27歳のときに完全未経験(当時は携帯販売員)から0円スクール大阪校に通い、実際にエンジニアとして就職しました。妻と子ども2人を抱えながらの通学だったので、わりとリアルな話ができるかなと思っています。
先に結論を言うと、0円スクールは「未経験から最短でエンジニア就職したい人」にはかなり現実的な選択肢です。
ただし、就職先はスクールの運営会社(SES企業)であり、「就職できること」と「理想の開発職に就けること」は別の話です。この点は正直に書いていきます。
この記事では、良い面も悪い面も包み隠さずお伝えするので、自分に合うかどうかを判断する材料にしてもらえたら嬉しいです。
【結論】0円スクールは「未経験からの就職の入口」としてはおすすめできる
おすすめできる理由を3行でまとめると
- 完全無料(受講料・教材費・違約金すべて0円)で金銭的リスクがない
- スクール卒業後にそのまま正社員として就職できる道がある
- 独学だと「何をしていいかわからない」状態から最短で抜け出せる
僕自身、プログラミング知識はほぼゼロの状態からスタートしましたが、約4か月の通学を経てエンジニアとして就職できました。独学だったら何から手をつけていいかわからないまま挫折していた可能性が高いので、スクールの存在はかなり大きかったです。
ただし「就職=理想の開発職」ではないことは知っておくべき
ここは一番大事なポイントです。
0円スクールで就職できる先は、スクールを運営している会社(SES企業)です。自分で好きな企業を選んで就職するわけではありません。
そして、SES企業に入社した後の配属先は自分で決められないことがほとんどです。僕の場合、最初の現場はインフラ案件で、研修で学んだJavaの開発とは違う仕事でした。
「エンジニアとして就職できる」のは事実ですが、「すぐに自分のやりたい開発ができる」とは限らない。この点を理解したうえで入校するかどうかを判断してほしいです。
0円スクールとは?基本情報と「なぜ無料なのか」
0円スクールの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スクール名 | 0円スクール(ゼロスク) |
| 運営会社 | 株式会社ブレーンナレッジシステムズ |
| 受講料 | 完全無料(入学金・受講料・教材費すべて0円) |
| 学べる言語 | Java |
| 受講スタイル | 通学型(オンライン非対応) |
| 受講期間 | 最短3か月(個人差あり) |
| コース | 初心者コース / 開発コース |
| 対象年齢 | 18歳以上35歳以下 |
| 教室 | 札幌・仙台・東京・名古屋・神戸・福岡 ※時期により休校の校舎あり |
※上記は各種公開情報をもとにした概要です。最新の校舎情報や受講条件は公式サイトで確認してください。
なぜ無料?受講料0円の仕組み
「なぜ無料なの?怪しくない?」と感じるのは当然です。僕も最初はそう思いました。
仕組みとしては、0円スクールの運営会社がIT人材を確保するための採用チャネルとしてスクールを運営しているというのが大きな理由です。
つまり、スクールで育てた受講生をそのまま自社(グループ会社含む)の社員として迎え入れることで、採用コストを抑えつつ人材を確保しているわけです。
違約金はかかる?途中退校した場合
0円スクールは途中で退校しても違約金が発生しないというのが大きな特徴です。
無料のプログラミングスクールの中には、途中退校や就職辞退で違約金が発生するところもあります。その点、0円スクールは違約金がないため、「合わなかったらやめられる」という安心感があります。
0円スクールの良い口コミ・評判
ネット上の口コミや僕自身の体験をもとに、「これは本当だな」と思えるポイントをまとめます。
受講料が本当に無料で金銭的ハードルが低い
これは間違いなく最大のメリットです。
有料のプログラミングスクールは数十万円かかるところも多く、未経験の段階で「自分に向いているかわからない」のにいきなり大金を払うのはハードルが高いですよね。
0円スクールなら「とりあえず試してみる」というスタンスで始められるので、金銭面での不安がほぼありません。
講師との距離が近く質問しやすい
僕が通っていた大阪校では、講師の方がとても明るく、気軽に質問や雑談ができる雰囲気でした。
「こんなこと聞いて大丈夫かな」みたいな遠慮がいらない環境だったのは、未経験者にとってかなりありがたかったです。
受講生同士のコミュニケーションが取りやすい
通学型なので、同じ教室で学んでいる受講生と自然に仲良くなれます。
- 学習中は静かに集中
- 休憩時間やライトニングトーク後はにぎやかに雑談
このメリハリが良くて、「一人で孤独に勉強している」という感覚がなかったのは大きかったです。
独学では難しい人でも就職まで道筋がある
僕が一番ありがたいと思ったのはこの点です。
独学だと「何を、どの順番で、どこまで学べばいいのか」がまったくわかりませんでした。0円スクールはカリキュラムが決まっていて、そのまま進めれば就職までつながる道筋があるので、迷わず学習に集中できました。
0円スクールの悪い口コミ・評判
良い面だけ書いても意味がないので、悪い口コミやデメリットも正直に書きます。
就職先が運営会社(SES企業)に限定される
ネット上には「就職サポートがある」と書いている記事が多いのですが、実態は「運営会社であるSES企業にそのまま入社する」という形です。
他の企業を自由に紹介してもらえるわけではないので、就職先の選択肢という意味ではかなり狭いです。
学べる言語がJavaのみ
0円スクールで学べるプログラミング言語はJavaのみです。
PythonやRuby、PHPなど他の言語を学びたい人にとっては選択肢になりません。ただし、Javaは企業での採用実績が多い言語なので、「まず就職したい」という人にとっては悪くない選択ではあります。
教室外でカリキュラムを閲覧できない
0円スクールのカリキュラムは教室内でしか閲覧できません。
自宅に帰ってから復習したいときに教材を見返せないのは、けっこう不便でした。自宅での学習は自分で調べたり、別の教材を使う必要があります。
通学必須で働きながらの受講が難しい
0円スクールは通学型のみで、オンラインには対応していません。
受講時間は平日の日中(僕のときは9時〜18時)なので、フルタイムで働きながら通うのは現実的に厳しいです。
僕も最初は週2で通っていましたが、途中で仕事を辞めて週5に切り替えました。平日の通学時間を確保できるかどうかは、事前にしっかり考えておくべきです。
教材の質に「雑」と感じる部分がある
教材は自分で考えたり調べたりする実践的な内容でしたが、正直なところ「ちょっと雑だな」と感じる部分もありました。
もちろん「自分で調べる力をつける」という意味では良い面もあるのですが、もう少し丁寧な説明があってもいいのでは、と当時は思っていました。
【体験談】未経験・家族持ちの僕が0円スクールに通ったリアル
ここからは、僕自身の体験談を詳しく書いていきます。ネット上の二次情報ではわからない部分を伝えられればと思います。
0円スクールを知ったきっかけと通う前の不安
0円スクールを見つけてくれたのは妻でした。
当時の僕は携帯販売員として働いていて、エンジニアに転職したいとは思っていたものの、具体的な行動には移せていない状態でした。
通う前に感じていた不安はこんな感じです。
- なぜ0円なのか?
裏があるんじゃないか - 本当に費用がかからないのか?
後から請求されないか - 本当にエンジニアになれるのか?
未経験の自分にできるのか - 通い続けられるのか?
途中で挫折しないか
結論から言うと、費用は本当にかかりませんでしたし、エンジニアとして就職もできました。
受講中の1日の流れと学習スタイル
僕が通っていたときの1日のスケジュールはこんな感じでした。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9:00 | 学習開始 |
| 9:00〜9:15頃 | ライトニングトーク(10〜15分程度) |
| 9:15〜12:00 | 午前の学習 |
| 12:00〜13:00 | 昼休憩 |
| 13:00〜18:00 | 午後の学習 |
1日の学習時間は約8時間。集中して取り組むので、体力的にもなかなかハードでした。
学んだ内容は以下のとおりです。
- Java(メインの言語)
- Eclipse(開発ツール)
- Struts(Javaのフレームワーク)
- JSP / Servlet(Webアプリの仕組み)
- Bootstrap(画面デザイン)
- データベース
- アプリ制作
未経験からこれだけの内容を学べたのは、カリキュラムがあったからこそだと思います。
週2→週5に切り替えた理由と、仕事を辞める決断
最初は仕事を続けながら週2で通っていました。実際、週2で通っていたのは僕だけで、他の受講生はほとんど週4〜5で通学していました。
通ってみて「自分にはプログラミングが向いている」と感じたことと、「できるだけ早くエンジニアになりたい」という気持ちが強くなったことから、思い切って仕事を辞めて週5に切り替えました。
生活面のリアル(貯金切り崩し・週末派遣・家族の負担)
ここが一番リアルな部分です。
当時、妻と子ども2人がいました。仕事を辞めて週5で通うということは、収入がゼロになるということです。
- 貯金を切り崩して生活
- 週末に派遣のアルバイトを入れて補填
- 妻にはかなり負担をかけた
正直、生活面はかなり大変でした。0円スクール自体は無料ですが、「通学中の生活費」は自分で確保しなければならないので、この点は事前に計画しておくべきです。
学んだ内容と「実践的だけど雑」だった教材の感想
カリキュラムの方針としては、「答えをそのまま教えるのではなく、自分で調べて考えさせる」という実践寄りのスタイルでした。
これ自体は良い方針だと思います。ただ、教材の説明が足りない部分もあって、「もうちょっと丁寧に書いてくれたら理解しやすいのに」と感じることはありました。
とはいえ、講師に気軽に質問できたので、教材の不足分は講師がカバーしてくれたという面もあります。
0円スクールのメリット・デメリットまとめ
ここまでの内容を整理します。
メリット3つ
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 完全無料で違約金もなし | 受講料・教材費・違約金すべて0円。途中退校も自由 |
| 通学+個別指導で挫折しにくい | 教室で講師に直接質問でき、受講生同士の交流もある |
| スクール卒業=就職が決まっている安心感 | 就職活動をしなくても、運営会社への就職の道がある |
デメリット3つ
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 就職先はSES企業(運営会社)に限定 | 他の企業を紹介してもらえるわけではない |
| Java以外の言語・オンライン受講に非対応 | 学べる言語はJavaのみ、通学必須 |
| 平日週4〜5通学のため生活設計が必要 | 仕事を辞めるか、かなりの調整が必要 |
【要注意】就職先の実態とSESについて知っておくべきこと
上位記事の多くは「就職サポートがある」で止まっていますが、就職後のリアルまで踏み込んで書きます。
就職先は0円スクールの運営会社(SES事業)
0円スクールを卒業した後の就職先は、スクールを運営している会社です。
この会社はSES事業を行っています。SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、簡単に言うと「クライアント企業の現場にエンジニアを派遣する」というビジネスモデルです。
自社で開発しているわけではなく、いろいろな企業の現場に出向いて仕事をする形になります。
「就職できる」と「やりたい開発ができる」は別の話
0円スクールで就職できることは事実です。しかし、どの現場に配属されるかは自分では決められません。
僕の場合はJavaを学んだのに、最初の配属先はインフラ案件でした。つまり、研修で学んだことと実際の仕事内容が違ったわけです。
最初の現場がインフラ案件だった筆者の体験
「インフラ案件」というのは、サーバーやネットワークの構築・運用を行う仕事です。プログラミング(コードを書く仕事)とは異なります。
僕は「プログラミングを学んだからプログラミングの仕事ができる」と思っていたので、正直ギャップはありました。
研修と現場のコードの乖離
また、研修で使っていた技術と現場で使う技術が違うケースもあります。
僕の周りでは、研修でJavaを学んだのにJava以外の言語を使う現場に配属された人もいました。SESの場合、配属先の現場次第で使う技術が変わるので、こういったことは起こり得ます。
SESをどう捉えるか(キャリアの入口としての考え方)
ここまで書くと「SESってダメなの?」と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
SESは「IT業界に入る入口」としては有効です。僕自身、SESの会社に約2年在籍した後に別の会社に転職し、現在はエンジニア9年目になっています。
0円スクールが向いている人・向いていない人
0円スクールに向いていると思う人は以下のような人です。
- とにかく最短でエンジニアとして就職したい人
- SES就職でも構わない人(まずはIT業界に入りたい人)
- 独学が難しく、通学型で学びたい人
- 無料スクールを探している人(特に関西圏など教室のある地域)
逆に「向いてないなぁ」と思う人は以下。
- 就職先を自分で選びたい人
- 受託開発や自社開発の企業に行きたい人
- Java以外の言語を学びたい人
- 独学で進められる人(無料の学習サイトや教材で十分な人)
あなたはどちらに当てはまりますか?
0円スクールの受講までの流れ
入校までの手順はシンプルです。
-
STEP1公式サイトから無料説明会に申し込む0円スクールの公式サイト
にアクセスし、説明会の申し込みフォームから申請します。
-
STEP2説明会に参加し、面談を受ける説明会では、カリキュラムの内容やスクールの仕組みについて説明を受けます。
僕の当時の経験では、履歴書を持参して面接のようなことをした記憶があります。「IT業界で働く意志があるか」「通学を継続できるか」といった点を確認される形でした。
-
STEP3入校・受講開始面談を通過すれば、受講スタートです。初心者コースと開発コースがあり、プログラミング未経験の方は初心者コースから始めることになります。
0円スクールに関するよくある質問(FAQ)
受講料・教材費・入学金はすべて無料です。僕が通っていた当時も、受講に関する費用は一切請求されませんでした。ただし、交通費は自己負担です。
入校前に面談がありますが、僕の当時の感覚としては「IT業界で働く意志があるか」「継続的に通えるか」を確認するもので、厳しい選考という印象ではありませんでした。ただし、条件(年齢制限や通学頻度)を満たさない場合は受講できない可能性があります。
違約金は発生しません。途中退校しても費用を請求されることはないので、この点は安心してよいと思います。
できます。 僕自身、プログラミング知識がほぼゼロの状態から始めました。初心者コースは基礎から学べるカリキュラムになっています。
できません。 0円スクールは通学型のみで、オンラインには対応していません。教室のある地域(札幌・仙台・名古屋・神戸・福岡など)に通える方が対象になります。
僕が通っていた当時は、基本的に運営会社への入社が前提でした。ただし、強制ではなく自由に選べるという情報もあるので、最新の状況は説明会で直接確認することをおすすめします。
まとめ|0円スクールは「エンジニア就職の最短ルート」だが、理想とのギャップは覚悟しよう

最後にこの記事のポイントをまとめます。
- 0円スクールは完全無料・違約金なしで、金銭的リスクゼロで始められる
- 通学型の個別指導で、未経験でも挫折しにくい環境がある
- 卒業後はスクール運営会社に正社員として就職できる道がある
- ただし就職先はSES企業であり、配属先は自分で選べない
- 「就職=やりたい開発ができる」とは限らないことは理解しておくべき
僕自身は0円スクールをきっかけにエンジニアになり、約2年SESで経験を積んだ後に転職し、今ではエンジニア9年目になりました。
最初の一歩を踏み出すための場所としては、0円スクールは十分ありだと思います。
ただし、就職先の実態やSESの仕組みを理解しないまま入ると、「思っていたのと違う」と感じる可能性があります。事前に説明会に参加して、自分の目で確かめてから判断するのが一番です。



